第80回(2023年)ヴェネチア国際映画祭コンペティション作品。マエストロは、「ウエスト・サイド物語」の音楽などで知られる世界的指揮者で作曲家のレナード・バーンスタイン。ただ、この作品は、タイトルと…
>>続きを読む個人的には、レナードの生い立ちや思想がより鮮明な前半の方が印象的だった。
(1) “あちこちに散らばる自分のかけらを集めて、確固たる自己を創造した”… ロシア系ユダヤ人という、ディアスポラとしての…
天才指揮者レナード・バーンスタインと愛妻の日々。ブラッドリー・クーパーがバーンスタインの微妙な心理を演じきっていった。輝かしい実績とは裏腹に、葛藤とプレッシャーに押しつぶされそうになるバーンスタイン…
>>続きを読む普通の映画も、こうも音楽が壮大だとスケールのデカい作品に観える。この効果はすごいと改めてこの作品で思わされた。
なぜならあのバーンスタインの物語だから。
ブラッドリー・クーパーは演技も素晴らしいが…