ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版のネタバレレビュー・内容・結末

「参りましょう」

すごい映画だった、おもしろいということばでは到底表しきれないほどに。「で、結局、どういう物語だったの？」と言われればなにも言えないんだけれど、それが心地いい。ただひたすらにうつく…

いくつかの作品を観て、すっかり鈴木清順監督作品が苦手になっています。




本作品は鈴木清順監督作品の代表的な作品。
映画が趣味というならば避けてはならない作品だと勝手に解釈して謹んで鑑賞する。
…

個人的に邦画の中ではベストと言っても良いかもしれない映画。4K修復版をBlu-rayにて鑑賞したため、レビューを記すことにする。

あらすじとして書き起こしてみれば、案外複雑な話ではないと思う。ただ…

観てからだいぶ時間が経ってしまったが、何も書いていないのも気持ち悪いので思い出しながら書いてみる。

鈴木清純監督作を観るのは『殺しの烙印』『夢二』に続いて3回目。これも変な映画だった。なんなんだあ…

ラストめちゃくちゃゾッとした。
元祖シックスセンス系ムービー
ファイトクラブ


《靑地豊二郎＝中砂糺》冒険志向→バランス

シャマラン日本映画好きとはいえここまで抑えてたのか…

ツィゴネルワイゼ…

• #やってくる節目
• #世にも奇妙

現実と夢の曖昧な境界
軽やかで重みがありながら、緊張感のあるイメージの連続

カチカチ音
レコード
こんにゃく
たらの目
生首（だけに見えるカット）
奥行きショット
トンネル構図
砂浜のたたきあい
…

いわゆる「風邪のときに見る夢」だぁ……と思って観ていたら、「死んだことに気づいてないときに見る夢」だった。
こんなことしていいんだ！？ に全編満ち溢れていて、芸術の懐の広さを改めて感じたし、勇気を貰…