昔、国書刊行会版のサラゴサ手稿を読ませてもらったことがあるのですが昔過ぎて奇書であるということしか覚えてなくて内容殆ど思い出せずに予備知識ないまま観てたら話がマトリョーショカのように一個ずつ開けられ…
>>続きを読む怪奇幻想を期待して観に来たら艶笑噺が始まってしまったのでこれは困ったとなったんだけど、同じく怪奇幻想を期待して読んだ「遠野物語」にも「生意気な武士が来たから挑発して〆た」というスカッとジャパンな話が…
>>続きを読む原作の入れ子構造をていねいに映像化したたのしいエンタメ作品。女性陣の衣装、メイクがうつくしい。
枝葉の物語を膨らませすぎて本題の主人公にまつわる謎が明かされるくだりがあっさりしすぎなんだけど、この尻…
映画は敵同士の兵士が読む本という形で物語は始まる。旅していた小太りの男が異教徒の姉妹に絆され異教へと改宗し、髑髏の杯から液体を飲むと絞首台の下へとリスポーンする。男が目覚め、旅し、またそこへたどり着…
>>続きを読む3時間の映画だけど、退屈せずに最後まで観れた。入れ子に次ぐ入れ子に次ぐ入れ子構造で、飽きなかったな。シュールであり、ファンタジーであり、ホラーでもあり、哲学めいてて、不思議な映画だ。またいつか観たく…
>>続きを読む階段を上り下りするように、エピソードが別の階層から別の階層へ移動する不思議な映画。何度かリスポーンすることもあり、上下だけでなく前後にも行きつ戻りつする複雑な構造。意匠もおしゃれで幻想的。個別のエ…
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