Avalon アヴァロンの作品情報・感想・評価

「Avalon アヴァロン」に投稿された感想・評価

米

米の感想・評価

4.5
今だからこそ見る映画かな。

孤高の女戦士アッシュが、
RPGとFPSが混ざった仮想現実のゲーム“アヴァロン”で幻のステージ“クラスSA”を目指す話。

初見は確か小学生の頃で、ヘッドセットをつけてゲームができる時代なんて当分先の話か思ってたけど、まさか自分が買えるような時代がくるとは。

押井映画でのいつものテーマ、胡蝶の夢を没入型のゲームになぞって語られています。この世界が全部ゲームだったら?ゲームであっても当人が満足ならそれでいいのではないか。映像全体にかかったオレンジ色のフィルター、聞きなれないポーランド語がさらに非現実的な空間を加速させます。

見る人によってはものすごく眠い映画かもしれませんが、日本の映画史に残る映画だと思います。
堊

堊の感想・評価

1.2
『市民ケーン』をグレッグ・トーランド監督によるアニメーションであるとするならば、エヴァンゲリオンの監督は庵野秀明ではないだろう。かのOPを一度は目にしたことはあれど、あれが鶴巻和哉の手によるものであることを知っている日本人はどれほどいるのだろうか。キャラクターは貞本義行、作画は本田雄、設定は磯光雄、音と完璧な同期を目指したコンテは摩砂雪らの功績だ。それでもなお、庵野秀明を監督たらしめているのはなにか。押井守について考えてみることがそのヒントになるもしれない。劇場版パトレイバーの監督は押井守ではない。油の乗った黄瀬和哉、沖浦啓之による作画、伊藤和典の脚本、小倉宏昌の背景美術…それらどれか一つでも欠けていたならばパトレイバーは成り立っていなかったであろう緊張感を孕んだ危うさが作品を再生するたびに立ち昇ってくる。では押井守は何をしたのか?そこで我々はそびえ立つクソ(≠失敗作)としての『アヴァロン』に立ち返る必要がある。本作はわずか10分でクソがクソと呼ばれる由縁を鑑賞者に叩き続ける。そもそも演技する気のない役者、むちゃくちゃなカメラ、合ってない音楽…。なるほど、確かに押井守の実写はクソだ。でもそれはクソを模倣したクソでもなく、アニメ演出を装った何かになってしまうことに無自覚であり続けるという怠慢においてクソなのだ。(そもそもかつて押井守の「映画」が一度でもクソでなかったことなどあったのかと問われる場合のみ本作の意義は非常に大きい)
それでも、どれほど本作における演出の失敗をあげたところで、本作には押井守の監督作であること納得せざるをえない刻印が確かに作品内のいたるところに存在する。我々はこのクソ性を踏まえた上でもう一度パトレイバーを鑑賞する必要がある。ここで初めて我々は『パトレイバー2演出ノート』という書物によってその著者である押井守を特権化させる方面ではなく、レイアウトを完ぺきにこなす一スタッフとしての今敏の姿を発見できるのである。
wahe1zu493

wahe1zu493の感想・評価

2.5
映像化に失敗した感じ。ゲーム感を出したかったのは分かるけど…小説の方が好みだなぁ。
映画男

映画男の感想・評価

3.0
仮装サバイバルゲームに入り浸る女の話。
押井守の世界観ちゅうかな、炸裂やね。

これフランス語でもドイツ語でもないし、何語なんやろと思ったらポーランドですか。なるほど。いやおもろい映画でした。
火村

火村の感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと押井が好きだと思ってたんだけど、どうやら俺が好きなのは押井守のヒット作と著作(ノンフィクション)であって、押井の微妙な作品までも好きだと言ってしまうほど盲目ではなかったようだ。

こういうことを昔はすんなり認められなかったような気がするけど、多分、自分が気付かない内に自分の可能性とか才覚とかにどんどん見切りがつき始めていて、「これが自分なんだ、知ってくれ」と周りにPRしなくても良くなったというか、自分自身にあんまり興味が無くなってきているんじゃないかなと思う。

このレビューはネタバレを含みます

現実と虚構の狭間
最後の現実でのシーンで鮮やかな色彩なのがうますぎる
テーマ曲も歴史に残るレベルの名曲
何回も観ているけど、何度観ても面白い。押井さん独自の世界観、空気感が素晴らしい。
戦闘シーン(バーチャル)も良いけど、リアル世界?での電車が交差点を過ぎるシーンは一枚の絵画として保存したい。
mmm

mmmの感想・評価

3.0
車に乗ってるときのバセットハウンドの芝居が上手すぎる。

画面がフルカラーになる瞬間に、全てが詰まってる。
Mountain

Mountainの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーをしっかりと理解できている自身はありません。

当時、見た後に何のこっちゃ…??と
思ったなぁ。

仮想現実での戦闘シーンは独特のカッコ良さがあり、面白かったです。
セピア調の色合いが少々苦手だけど。

確か、ラストに上位ステージ?として
色彩豊かな現実世界みたいなシーンがでてくるのです。

こうなると、劇中でモノクロの世界が現実だとされていたのに、映画を見ている側がよく知る世界も出て来て、複雑で不安な気持ちになりますねぇ…w

こういうの嫌いじゃないよ。
クローネンバーグ監督の「イグジステンズ」を思い出したりしました。
いにょ

いにょの感想・評価

4.2
大学の時に見て衝撃を覚えた作品。押井守の名前はこの作品で知った。実写でこの世界観や空気感を作れるとは。とにかく絵がカッコイイ。あとみんな言ってるけど曲が良いんです。
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