この演技が出来るならいくら殴られても構わないというあの魂からの叫び…脆さ…稽古場を逃げ出した場面は本当に涙が止まらなかった
許せないこととその許せなさを噛み締めながら踏ん張ること
時代に応じて思…
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この作品に出会えてよかった。京劇に縋るしか道はなく、兄貴分しかよすがのなかった小豆を中心に、中国の動乱と人々の混乱が見事に描かれていた。他の方が評していたように、間違いなく「世界一早い3時間」だった…
>>続きを読むこの映画を観てもう30年も経つんだなぁ
今話題の「国宝」を観た時に、「さらば、わが愛覇王別姫」が好きな人に響きそうだなぁ…と、思ったら監督は意識されてたんだ…と、後で知りなるほどと思いました。
そ…
2023年に鑑賞。「国宝」を観た際、なんとなく似てないか?と思い再度劇場へ。やはり近いポイントが多々あった。どちらが良いも無く双方とも物凄く良い!けど時代に合ったロケーションで撮影してるのは断然こっ…
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最初から最後まであまりにも悲しく、激しく、放心…そして画の構図がずっと綺麗でうっとりした…
作品の中で何度も登場する「男として生まれて」とセリフを間違えるシーンが初めと最後で全く違う意味を持ってい…
最近、映画に圧倒されてしまうことの方が多くて、それを通して言葉をつむぐという行為から離れて久しい。それでもこの場所に戻ってきてしまうのは、映画にひとは何かをたくすからであり、感化されて「あなた」と「…
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最近頻繁に目にするようになったレスリー・チャンの名前。
映画だと、『鯨が消えた入り江』『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』
ルイス・クーがレスリー・チャンに「後継者は彼しかいない」って言われた話とか
…
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激動の時代の中で必死にもがき、芝居に取り憑かれ、芝居と現実が入り混じりそうする事でしか生きてこれなかったからこその悲劇。
時代、観客、価値観…変わっていけば当然扱いも変わってしまう様子に胸が締め付…
©1993 Tomson(Hong Kong)Films Co.,Ltd.