2019年の『山梨キャンプ場女児失踪事件』を連想したが、本作は完全オリジナル脚本。
事件解決型のサスペンスではなく、失踪後の家族の心情と日常を描くヒューマンドラマとなっている。
物語は、一人娘・美…
子供がいなくなり残された家族と記者、そしてその人たちを取り巻く人々。
色々な人の視点から、描かれている映画だと感じました。
子供を失った喪失感や自分へのやるせなさを想像して、心がいっぱいになりました…
どん底に突き落とされた気分だ。
綺麗事がひとつもない2時間。
結局娘は見つからずこれがリアルな世の中なんだと思い知らされた。
誹謗中傷について
これはまさに現代を象徴する問題
相手が誰であろうと関…
今年最後の目黒シネマさんにて『~光と影のはざまで息をする~』(12/26(木)~12/28(土))と題した『ミッシング』『あんのこと』2本立て鑑賞。
(ネタバレ有)
『ミッシング』(2024)
『…
感動のラストが好きな私にとっては
「あ、そういう感じね。」と少し、もやっとしたラストでした。
石原さとみ演じる 娘を探す母・沙織里
木崇高演じる 沙織里の夫・豊青
毎日やつれた姿でビラを配りなが…
「事件が解決しない」 「同じような場面の繰り返し」 という批判が出るのは承知のうえで、ここまで主題を徹底させた制作者の姿勢に敬意を表したい。犯罪ドラマや映画でよくある 「実は××が犯人だった」 など…
>>続きを読む行方不明の子供が見つかってハッピーエンドかと思いきや、映画の趣旨は違いました。
映画の最後まで、子供はみつからず終い。
予告を改めて見ると、キャッチコピーで
何を伝えたかったのか何となくわかりまし…
6歳の一人娘が失踪⋯冷静ではいられないし、娘を見つけるために、藁にもすがる思いで、常軌を逸する発言や行動すること、同じ娘を持つ親として共感できる(自分が同じようになるという意味ではない)。失踪当時 …
>>続きを読む『空白』の空白を埋めるような作品。
マスメディア(主にテレビ)を民意を扇動する媒体としか描いていなかったのが、本作では報道する側の葛藤が描かれている。
監督がただテレビを嫌っているわけではないのが…
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