(s)の意味
偶然や洗濯の連続で分岐するジュリアの人生。
パスポートを「落とす」「落とさない」
ピアニストに「なる」「ならない」
子供を「持つ」「持たない」
無数にある分岐、ルートを行き来するシ…
2025年、パリ。80歳の誕生日を迎えたジュリアは、これまでの人生に満足しながらも、自分が過ごしたかもしれない別の人生に思いを馳せる。ピアニストを夢見ていた17歳の頃、壁が崩壊したベルリンへ行った…
>>続きを読む選択肢の違いを同時進行で表している為しっかり見ていないとわからないけど、その時の髪型や一緒にいるパートナーや家族との寄り添い方など細かく違いが描かれているので違いがわかる。今の年齢の自分に刺さる部分…
>>続きを読む人生は選択、それは運命かそれとも偶然か
ほんのすこしの掛け違いで人生は大きく変わっていくのかもしれない
もしも、あのときこうしていたら、ああしていなかったら
それぞれの人生、枝分かれしていく様子が描…
このレビューはネタバレを含みます
人生は出逢いの魔力で決まる。
あらすじを読んでなければ、混乱していたと思う。偶然や選択で、彼女の人生が切れ目なく、枝分かれしていく。
ピアノ、ベルリンの壁、コンクール、バイク事故、子供達、不妊治…
出会う人、出来事、事故、によって分岐していく人生。みんな同じ主人公なのに、場面が変わってもどの分岐のジュリアなのか分かるのがおもしろかった。
どのジュリアも、音楽に携わることを諦めないしっかりとし…
2025年271本目
これ、人生を「選択」しているわけではなく、「偶然」が人生を左右させているところが肝な気がする。
どの人生も辛いこともあれば幸せなときもあり。個人的にあの人生じゃなくて良かっ…
©WY PRODUCTIONS–MARS FILMS–SND-FRANCE 2 CINÉMA