選ばなかったみちの作品情報・感想・評価

「選ばなかったみち」に投稿された感想・評価

映画館で観たせいか、とても良い作品のように思えた。老作家の顔のアップの連続と、現実と脳内世界の行き来が続く。メキシコの原野、ギリシャの美しい海、ニューヨークの喧騒が交錯する、画面に吸い込まれる体験。
これは映画館だからこそ良いと思えたんだろうな。
めめ

めめの感想・評価

3.9
選ばなかったみちがあったとして、そのみちと今歩いているみちは、呼応しているのかもな。選んだみちを満足できれば、選ばなかったみちも浮かばれるのかな。

3つのみちを表現した主人公の顔つきの違いや変化に引き込まれた。
シソ

シソの感想・評価

2.5
やろうとしていることはすごいわかるし
俳優たちも全力で応えてたけど

何を描きたかったのかよくわからない構成になっていたのが残念だった…

選ばなかった道から想像するものと
見せられたものの乖離が…
最近、「愛すべき夫妻の秘密」を観て以来、ハビエル・バルデムの評価が個人的に急上昇中。

おまけによ。
我が麗しの妖精ランキング、永遠の1位にランクインし続けるマイフェアリー、エル・ファニングことエルたんの新作ときたら、劇場へGOだ!!

それ以外に選ぶ道はない!!

あの日、あの時、あの瞬間…
別の道を選んでいたら—— 。

ニューヨークに住むメキシコ人移民レオ(ハビエル・バルデム)は、かつて作家であったが認知症を患い、娘モリー(エル・ファニング)やヘルパーに助けられて暮らしている。意思疎通も困難な父親を病院に連れ出すのにもモリーは苦労していた。しかし、同じ空間にいながら、レオは脳内で別の景色を眺めていた—— 。

バルデムの演技力に震えるッッ!!

表情はうわの空で、言葉すらも発しない。しかし、そんな父を厭わず献身的に世話する娘。

もう、エルたんがマジで天使である。

父が目の前にいるのに、"彼"という代名詞で語られる事を嫌悪するモリー。

「何故みんな"彼"って言うの?
    パパはここにいるのに」

「本当にいると思う?」

辛辣な台詞に痺れてしまった。

お漏らししてしまった父に調子を合わせて、自分だってズボン脱いじゃうシーンはガン見しちゃうわ。

途中何度も映し出されるレオの回想シーン。しかしどうも様子がおかしい。

観終わった後、ポカーンとなって、
色々考えて、なるほどピコーンとなった。

以下ネタバレ含みます。












過去の描写は選ばなかった道。

「作家は頭の中でいつも書いている」というレオの言葉通り、混濁した意識の中で彼は選ばなかった2つの道について執筆していたのか…。

❶過去の恋人ドロレスと結ばれていたら、息子ネスターを亡くしていたという道。

❷モリーの母リタと結ばれるも、家族を捨て、遂にはボートの上で死んでしまう道。

❸そして、現実として選んだ道。

ラストシーンは、モリーにとっての、2つの選択肢。レオにもそうであったように、モリーにも選ぶべき道があるのだ。

家族と共にいるか、
家族を捨てるのか。

ラストシーンには思わず唸ってしまった。

これは、噛めば噛む程味が出る様なスルメ作品なのかも。
hanano

hananoの感想・評価

2.5
選ばなかった道、誰にでもある。
認知症の方がその道を思い出し、今を生きているかは誰にもわからない。当然、介護をする娘にも。

その辺りの表現がスッと入ってこなくて、未消化で共感不足となった。
moimoi

moimoiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

過去の幻影の中に生きる若年性認知症の男とケアをする娘の1日。
選択できたかもしれない過去と現実の今が交錯する展開は目を引いたが、介護描写に首を傾げる部分があり集中できなかった。
あそこまで症状が進行した家族を独居させる。
訪問介護は日中のみ。
外出時におむつをつけない。
徘徊癖があるのに何の対策もしていない。
なるべく住み慣れた自宅で過ごさせたいと在宅介護をチョイスし、結果として歪みが出てどん詰まりになっていく動線を引いているのかもしれないが、正直に言ってノイズだった。
娘の姿勢を「美しい献身」とするのは危ういと感じる。

ラスト、娘は父に寄り添う者、ドアをあけてアパートの外へ出る者の2人に分離する。
心は側に置きながら在宅介護を諦め、施設入居を決めたのだと解釈した。
家族を介護施設に入れることはケアする側にとって大きな決断で、なかなか割り切れない感情もある。悩み、苦しみ、迷った末の決断だったのだろう。
しかしここまで引っ掛かりが多すぎたせいでストレートに受け止められなかった。
しらす

しらすの感想・評価

3.0
御年72歳のサリー・ポッター監督の贈る大人の幻想映画。いやこれは結構問題作。
難解というか‥困惑する作品。

監督の実弟さんが若年性認知症と診断され、その介護の経験が脚本の元になっているそう。

認知症と映画といえば、昨年の傑作アンソニー・ホプキンスの「ファーザー」なんかもあって‥映画という文化とは相性の良いテーマだと思います。ただ「ファーザー」ほどとっつき易い作品ではないですね。
良く言えば詩的な映画。
悪く言えば退屈な映画かもしれない。

主役のふたり、ハビエル・バルデムとエル・ファニング親子はなんとも絶妙なキャスティング。いや、全然親子には見えないぞ。

エル・ファニングちゃんの演じる娘さんが、出来過ぎた娘で‥この娘、天使かな?
と、思ったところであのラストは‥
どう解釈するべきなのか?

人生の苦味を感じたい人には
持ってこいな映画。

印象的な台詞も多かった。
「何処にいても自分はそこにいるが、
君がそこにいるとは限らない」
これは至言。
KINOIE

KINOIEの感想・評価

2.5
本当に難解、、、
最後も?だし。 

認知症がこういう世界にいるのかも、
とは感じるけど、現実にいる人は、、、
ハビエル・バルデム×エル・ファニングというだけで、内容いかんに関わらず観に行かざるを得ません。

認知症を患った父と支える娘。二人ともどんどん疲弊していきます。そして観ているこちらも疲弊していきます。

ただしんどいだけではなくて、その先にあるもの(うまく言えなくてもどかしい...)を感じることができました。人生とは何かという問いかけに満ちていたように思います。豊かで心に響く作品でした。
okcchan

okcchanの感想・評価

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つらいってわかってはいたけど
エルたんは映画館で観る。
いい娘ちゃん😢
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