アキ・カウリスマキの労働三部作の第1作目
ごみ収集車の運転手とスーパーのレジ係という社会の片隅で生きる男女の不器用な恋愛を描いた作品で登場人物みんな無口で無表情なんだけど映像の魅せ方とか美しくて満…
上手く言い難くて変な所がある作品だけどシンプルに面白いしリズムが良いのでこれまで観てきたカウリスマキ作品の中だと特に好き。
通底する労働者と生活への眼差し。
不思議な印象を受けるけどその不思議さが凡…
プロポーズをすっ飛ばして新婚旅行に連れていこうと職場に乗り込む潔さ。
コソコソやってた英語の練習の成果が遺憾無く発揮されたSmall potatoesという最高のオチ。
大切なことを伝えるにはひと言…
このレビューはネタバレを含みます
記録用
・フィルム風
・無表情で会話少なめ
・デートの日には、男性はスーツで家には食事の準備
・金庫を盗んだ彼女に「俺が何とかする」…男気!
・再会する彼女への第一声「新婚旅行に行こう」
・「食べ…
カウリスマキ節ってこの頃から確立されてたんだなぁとしみじみ。安心の傑作。
ブルーカラー、労働者に向ける眼差しに愛があって生活に根ざした恋愛映画という感じがとても良かった。ふとしたユーモアのセンスが抜…
代わり映えのしない日常を送っているゴミ収集作業員の男性と、彼が恋したスーパーのレジ係の女性を通じて、貧しいプロレタリアートの人々の厳しい現実を描き出した、アキ・カウリスマキ監督による労働者3部作の1…
>>続きを読むカウリスマキの作品は、その徹底した不動性によって物語を動かす。物語が動くとは、人物たちの関係がそれまでとは異るものとなるということにほかならない。
しかし、わたしたちは物語的秩序に埋没することなく、…
このレビューはネタバレを含みます
この監督の映画は人物が無表情、酷いことばかり起こる、と聞いていたので、絶対に自分の嫌いなタイプの監督であろうと思っており、避けていた。名前を聞くと顔をしかめるくらいにはなっていた。しかし、この度スカ…
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