外見と内面、強がりと素直さ、何とも二面性でもない現実。
一見、アデルに嫁いでからは強い人間のように見えたが、常に長袖を着ていたり、腕の跡を意識して映して無かったところも見るとロザリー自身がずっと自…
クロノスフキー『ディアーナの水浴』がモチーフとしてあり、美学的映画。
ディアーナ〈ダイアナ〉はローマ神話の狩猟の女神で狩りをしていたアクタイオーンがディアーナの水浴を覗き見てしまったことから、鹿に変…
コンプレックスがあった、ある、乗り越えられそう、どんな段階の人にもおすすめ出来る。具体的な解決策が提示されるわけではないけど、コンプレックスと戦った彼女の強さと苦しみに胸を打たれるはず。
隠し続け…
ある女性が忌み嫌われ、興味本位でもてはやされ、搾取されとことん追い詰められる。彼女の望みは生まれたままの姿で過ごし子供を授かること。ただそれだけの事を社会も運命も許さない。夫と自分のイニシャルを刻印…
>>続きを読む実在の多毛症女性クレマンティーヌ・デレから着想を得た物語。
現代の生き辛さも重ねて表現しているようにも見えるが、
結婚して夫となったアベルに認めてもらいたい、
ロザリーの奮闘記だと思う。
…
「女性らしさ」や「異質さ」の定義に揺さぶりをかける、静かで美しい"赦し”の物語。1870年、フランスの小さな村。ロザリーは優しく美しい女性だけど、彼女には誰にも言えない秘密があった。それは生まれつき…
>>続きを読む© 2024 – TRÉSOR FILMS – GAUMONT – LAURENT DASSAULT ROND-POINT - ARTÉMIS PRODUCTIONS