ロザリーに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ロザリー』に投稿された感想・評価

ロザリーは19世紀フランスに実在した髭を生やした女性。
幼いころから多毛症に悩まされており、それを隠して嫁いだ夫のアベルと初夜を迎える。

当然アベルは拒否するのだが、借金があるため当てにするのはロ…

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このレビューはネタバレを含みます

自分は周りから何を言われても笑われても夫のために耐える妻、、

外国の映画で見かける偏見や差別って容赦ないけら酷いなと思う。
3.5

ずっと見たかった映画がサブスクに!とても重いテーマで、つらく寂しく悲しいけどびっくりするほど美しかった。アベルの心情の変化だけが本当に救いである。ロザリーの本当の美しさに気付いてくれてありがとう。少…

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シル
4.0

コンプレックスがあった、ある、乗り越えられそう、どんな段階の人にもおすすめ出来る。具体的な解決策が提示されるわけではないけど、コンプレックスと戦った彼女の強さと苦しみに胸を打たれるはず。

隠し続け…

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実在の多毛症女性クレマンティーヌ・デレから着想を得た物語。

現代の生き辛さも重ねて表現しているようにも見えるが、
結婚して夫となったアベルに認めてもらいたい、
ロザリーの奮闘記だと思う。

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みゆ
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「女性らしさ」や「異質さ」の定義に揺さぶりをかける、静かで美しい"赦し”の物語。1870年、フランスの小さな村。ロザリーは優しく美しい女性だけど、彼女には誰にも言えない秘密があった。それは生まれつき…

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3.9

5/3鑑賞済み、記録遅れ

先天的多毛症を抱えた実在の女性を人物をヒントにしてて、観てて辛くなるシーンもあったんだけど、そんなの聞いてないよ😨てところからロザリーを受け入れた夫のアベルの心の変化とか…

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ポスターの雰囲気とは違い、最後は少し悲しい。実在した人物をモチーフにしているみたいだけど、実際にはどんな暮らしをしていたのか…人と違う点を武器にしようとするロザリーの健気さに胸を打たれた
多毛症がさまざまなマイノリティの表象であり、閉鎖社会でのリアクションも普遍的。排除する者もいれば、寄り添う者もいる。寓話的だけど、常に自戒せねば。
3.8

偏見がある。今と時代が違うって言ってしまえばそれまでだけど。みたことがない、触れたことのない人やものに対してはじめっから拒絶する。それって身を守るための本能かもしれない。とはいえ今でも完全に差別はな…

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