この手の映画は、本当に一瞬たりとも目が離せない。
主人公のちょっとした所作が、後半の展開を示唆するメタファーになっていて、会話の間の取り方や画角の変化など、演出が細かくて緻密。
テンポよく人物…
バルセロナのカタルーニャ語、ベネズエラのスペイン語、入国審査官のアメリカ語、スペイン語、カタルーニャ語。ことばという「ツール」を喩えにして違和と共感を見る者と共有しようとする佳作。
予備知識なしに…
アメリカ移民の入国審査を描いた心理サスペンス。
移民に厳しい第一次トランプ政権下で、人権侵害レベルのネチネチうざすぎる尋問をする審査官。めちゃくちゃ腹立つ。
そして、2人の信頼関係をボロボロにして…
1時間半もない長さだったけど、良い意味でとても長く感じた
審査にかかる時間から来る疲労感が鑑賞している自分にまで伝わってきた
海外は韓国しか行ったことがないけど、入国するとき事前にネットで申請して…
最後の最後のラストシーンに脱帽!
そんなことある?
の一言に対して
そんな顔する?
の主人公2人。
お見事!としか言いようがない。
このラストのほんの一瞬の直前まで
小さな部屋の中でだけで繰り…
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