相模原障害者施設殺傷事件を背景に、、辺見庸原作の映画化。日本における障碍者差別、優生思想、ヘイトクライムなどが描かれる一方で、主人公洋子を通して、観客に対して「自分事として」、自分の価値観、家族、友…
>>続きを読む津久井やまゆり園の事件を題材にした映画。
様々なネット上の記事を流し読みしただけでも、監督はもちろんキャストも覚悟をもって臨んだ作品だと言うが、まさにそのとおりだと思う。
そもそも19人の障害者…
クリエイターにしか人格はない…と言ってるような描き方。
障害者に生きる意味ありますか?
という重い投げかけしといて、
宮沢りえ、オダギリジョーが私たちは生きていきます…って
あまりにも問いと応えみた…
誰が観てもあの事件の事ってわかる分、もっと踏み込んで描いて欲しかった気がする。
中途半端にフィクションとノンフィクションがあって、あの事件が浮き彫りにした理想と現実、闇の部分が描き切れてないのは残念…
見るだけでかなり心がすり減らされる映画。
社会の暗部と人間の汚さを突きつけられる。
これ製作するのにかなり覚悟が必要だっただろうな。
俳優達の演技に静かな迫力がある。
中盤の宮沢りえと磯村勇斗の長…
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