現実で起こった事件。
彼がした行為は許されないことではあったが、さとくんの価値観を否定することは私にはできなかった。
"人"とはなにかを考えさせられる映画、口には出さないけど本心ではさとくんの考え方…
重く、深い作品でした。
誰しもが思っている決して肯定できない事実。
この作品のキーワードは現実や嘘。
綺麗事だけでは済まされない。言葉ひとつひとつが突き刺さって脳内から離れない。
オダギリジョー演じ…
終映後、明るくなった館内で出口に向かってぞろぞろと列になって歩く間、話している人が全くいなかった。それに気付いて、しっかりと耳を澄ませてみたが、本当に誰の声もしなかった。
面白かった、よかった、分か…
「かつてあったことは、これからもあり
かつて起こったことは、これからも起こる」。
(旧約聖書 コヘレトの言葉)
この聖書の言葉に
いきなり心を鷲掴みにされました。
あーこれは良い作品だなぁと、
期…
実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした小説の映画化。石井裕也監督作品。
元売れっ子作家の洋子は夫と2人で暮らしていた。アニメーション制作に勤しみつつも殆ど働いていない夫は、洋子を「師…
とにかく衝撃的な作品でした。
障害者施設という踏み込んだテーマと
子を病気で失った夫婦というテーマから
生きるとは何か、人とは何かを考えさせられ
重たいけど、凄く大切なストーリーでした。
さとく…
障がい者とそれを取り巻く人々への関心から観た作品。
視聴後は考えさせられ、何が正解なのかとグルグル、怒った事件の悲惨さ、描写がリアルすぎる、色々な要因から1週間くらい引きずってしまった。
殺す際施設…
実際に起きた重度障害者入所施設の事件がモデル。心がある・ない。綺麗ごとと嘘。優生思想、出生前診断。生きる権利。介護の労働環境と行政指導。扱いにくいテーマを取り上げた製作陣と、出演された当事者に加点。…
>>続きを読む映画の出来というより、題材を映画にした時点で、あらゆる関係者に敬意を表したいです。これはもう、エンタメではないです。哲学における問いです。人類が向き合うべき課題です。この視点は、絶対にもっておくべき…
>>続きを読む(C)2023『⽉』製作委員会