瑞々しくも荒々しい女二人男一人のグダグダの日々とヴァカンス。
特集"みんなのジャックロジエ"にて鑑賞、気になってたこちらを見てみた。
まず本作はテレビ局で撮影に関する雑用仕事をしている男と仲良くなる…
最初のテレビ局の演奏シーンがとても好き。
役者が歌うシーンも盛りだくさん。
歌でその人物を描いている感もあり。
ストーリーは、どうしてそうなる!?と
理解が追いつかないし、誰の視点にも立てないので…
こういうのを撮りたいというより、結果としてこうなったような作品。食い気味なテンポの編集やおキャンな女子の振る舞いなど、シャレオツ感満載。
兵役の前の数週間なんて、刹那的に過ごすしかないのよくわかる。…
このレビューはネタバレを含みます
アニエス・ヴァルダとも、ゴダールともシャブロルとも違う、今この瞬間にそこで何かふつうに奇跡が起こっているようなショットの連続を見せられている不思議な感覚。ほとんど物語そっちのけで表現された過剰さが…
>>続きを読む© 1961 Jacques Rozie