こういうのを撮りたいというより、結果としてこうなったような作品。食い気味なテンポの編集やおキャンな女子の振る舞いなど、シャレオツ感満載。
兵役の前の数週間なんて、刹那的に過ごすしかないのよくわかる。…
このレビューはネタバレを含みます
アニエス・ヴァルダとも、ゴダールともシャブロルとも違う、今この瞬間にそこで何かふつうに奇跡が起こっているようなショットの連続を見せられている不思議な感覚。ほとんど物語そっちのけで表現された過剰さが…
>>続きを読む最後のカメラ目線ダンスシーンは鳥肌。
この映画はあまりにも編集の神様が宿りすぎてる。(カット尻が早く切るのが特徴的なのかな?テンポ感が掴めなさすぎる)ラストはエモーショナルを超えてあまりにもリアリズ…
本作のことを知ったのは山田宏一の『友よ映画よ』で、長い間日本未公開作品ということもあり半ば伝説の映画になっていた。2010年に日本初公開された当時、渇仰していたものがようやく見られるということもあっ…
>>続きを読む眠りから覚醒すると、海に囲まれた切り立った山々の情景が目に飛び込んできて、おもわず息を呑んだ。やがてそこはコルシカ島だとわかる。テレビ局の撮影所とか、近所のカフェとか、実家の食卓とか、妙に生々しくて…
>>続きを読む© 1961 Jacques Rozie