印象的だったのは、この映画が持つドキュメンタリーのような軽やかさと即興性だ。セリフ回し、カメラの動き、街の喧騒。すべてが演出された現実ではなく、生きた時間として画面に映っていた。
とくに、コルシカ…
処女長編という括りで相対化してみてもトリュフォーやユスターシュよりロジエの圧倒的な育ちの良さが出てる
しっかし長すぎるぜこれは……マジ尺半分で全然いける話なのに引き伸ばしまくり、五回くらいエンドロ…
女2人を男が追うパリ編が最高に楽しかったけど、メンヘラ化した女2人が男を追うバカンス編はただただ苦しい。島の陽光の下で繊細な話の底が一気に抜ける気がした。生放送や出たがり社長CMの裏側を捉える作りが…
>>続きを読む再見。これまで退屈だった映画がラストシーンで急激に輝きを放ち、訳も分からず感動してしまう映画、しかも大勢の人間がカメラに向かって手を振る場面で終わる映画、というのをこの作品の他にもう一つ見たことがあ…
>>続きを読むジャック・ロジエやっと見れた。
みずみずしくも可笑しみある夏らしい作品だった。
確かにゴダールでもトリュフォーでもないヌーヴェルヴァーグ。何やかんやありながらも奇妙なバランスを保つ1人の男と2人の…
© 1961 Jacques Rozie