ロジエを数本見て何に感動したかというと、類稀なるバランス感覚で誰も傷つくことない映画を作っていること。取り返しのつかない傷を描きつつそれを緩和するものは多いが、それを回避し着地させる細かなコントロー…
>>続きを読む理解癖──人々の住む世界は、筋道が立っておらず、矛盾だらけで、理解し難いのに──理解癖は「映画≒夢」という事実を拒もうとする。ジャック・ロジエの素晴らしい非論理性と、この映画の自由闊達な画面連鎖のも…
>>続きを読むオープニングクレジット
真っ赤な緞帳をバックにハッピーな音楽が流れてきたら もうすっかりこの映画の虜
おじ様たち? おじい様たち?のなんてキュートなこと
ドタバタ喜劇ってこういうのを言うのね
こ…
ジャック・ロジエという作家は本当に最後まで一貫したスタイルがあって無計画さを愉しむような開き直りが心地良い。こんな状況下で描く笑いのセンスが彼の才能であると思う。舞台本番が目前に控える中、役者が怪我…
>>続きを読む携帯電話が出てくる…?と思ったけど、2001年の作品なわけね。
直前に観たトルテュ島の遭難が黒電話だったから、時代の流れにびっくり😂
ホン・サンスもそうなんだけど、作風分かってないとなかなか楽しみ…
これを見に自転車かっとばしてたら途中でがっつりパンクして運とは…ってなってたから、劇中で運に見放されるたびにどっしり重たいため息出そうだった…
やっぱり最後の回収の仕方は好きなんだけど今回もまあどん…
みんな大好っきジャック・ロジェ❤️
いわゆる、スラプスティック(ドタバタ喜劇)で、入れ子構造の劇中劇の展開が、どこまでが台本でどこまでがアドリブか分からなくなってくる不思議な展開😮
劇中劇の内部…
なるほどこーゆーのか!
『メーヌ・オセアン』の人たち、演劇人ぽさはあるし、情報としても知っているけど、舞台人としての彼らをきっちり見せてくれてありがたいなと思った。
プレジダン(犬)は自力で歩…
フリの長さにしては終盤も小爆発ぐらいだし、滑ってる気もするし、ダラダラと退屈で映画の完成度としては落第点だと思うけど、そもそもそんな「完成度」とか出来不出来みたいなものから脱するためにロジエの映画が…
>>続きを読む© 1997 Jacques Rozier