敗戦から十年、新東宝製作、館岡謙之助脚本、阿部豊監督の、半藤一利「日本のいちばん長い日」発刊前に、昭和天皇ポツダム宣言受諾の聖断、宮城事件を映画化したポリティカル戦争映画の秀作だが、当時の状況から、…
>>続きを読む◎敗戦9年目13年早い「日本のいちばん長い日」
1954年 新東宝 モノクロ 102分 スタンダード
*少々ホワイトノイズあるも鑑賞に支障なし
ポツダム宣言受諾を認めようとしない陸軍の一部将校と…
「日本の一番長い日」(1967)の原型。終戦時の「宮城(きゅうじょう)事件」を描いた初の映画。ハリウッド帰りの阿部豊監督と、同じく早川雪洲が主演。新東宝が戦後9年目に制作。
「日本の一番長い日」で…
観る前は寝る気満々だったのに観始めたら普通に面白くてビビった。『日本のいちばん長い日』同様、宮城事件を扱った作品。日本の〜よりもコンパクトにまとまっていて、バカでアホな自分でも宮城事件について楽しく…
>>続きを読む予想通りの内容。ちょっと退屈。戦後9年しか経っていないリアルタイムでこそ観る価値があった映画では。玉音放送を割と長いこと流す。
長身の斎藤達雄(総理役!)と早川雪洲(陸軍大将)の二人芝居に感動しつ…
これは凄い。戦後10年で終戦時の宮城事件を扱う。役名は仮名。
川浪=阿南惟幾(早川雪舟)の振舞い、中田=田中静壱(藤田進)の決起将校への父親のような諭し。途中からもう涙無しでは観られない。
タイトル…
阿部豊『日本敗れず』シネマヴェーラ。
「日本のいちばん長い日」と比べるなと言われても無理からぬ話。ギラギラした「長い日」と比べたらクールな演出。クーデター将校たちが細川俊夫、丹波哲郎、沼田曜一、宇…