証人の椅子の作品情報・感想・評価

証人の椅子1965年製作の映画)

製作国:

上映時間:105分

ジャンル:

3.8

『証人の椅子』に投稿された感想・評価

せっ
4.3


偽証をしてしまった証人にスポットを当てていて、当時再審請求中と思うと諦めないでそのまま頑張って欲しいというエールが叔父さんと笑い合う少年のカットに込められてるように感じる。

検察の担当検事への圧…

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徳島ラジオ商殺しの、警察、検察の自白重点の裁判の虚しさ。加藤嘉は、「松川事件」では冷徹な裁判官役だったが、本作では対照的なキャラの人権擁護局側なのが面白い。

◎公開20年後の死後再審で無罪 検察が作る冤罪

1965年 山本プロ製作 大映配給 102分 モノクロ
シネマスコープ *ホワイトノイズあり

日本初の死後再審によって殺人犯とされた容疑者の無罪が…

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4.5

1953年に徳島県徳島市で発生した徳島ラジオ商殺し事件(実際に起きた冤罪事件。)を元にしている開高健の小説『片隅の迷路』を原作にした社会派サスペンス映画。

やはり、山本薩夫監督は凄いね!

私…

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実際にあった事件を早い段階で冤罪として告発した映画。
1953年ラジオ商店主が殺され、証拠もないのに、住み込み店員の証言だけで内縁の妻が逮捕され、1審、2審ともに有罪、最高裁に上告するもお金が続かず…

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福田豊土(浜田流二/浜田セトモノ店)
新田昌玄(山口検事)
奈良岡朋子 (葛西洋子)
吉行和子(浜田たか子/浜田セトモノ店)
樋浦勉 (坂根進/住込み店員)
寺田誠 (柳原正夫/住込み店員)
浜田寅…

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3.8

ラジオ店の主人が惨殺される事件が発生。容疑をかけられ収監される妻…

検察の横暴さにゾッとする。圧をかけられ、虚偽の証言を行う少年達…罪悪感から命を絶とうとする者まで…

結局真犯人はわからぬま…

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4.0

●冤罪怖い、本当に怖い。
●安易な倍返しものではない展開がよりこちらに刺さる。
●少年たちの心の二転三転にも説得力が伴う。
●実話と並行した映画化に驚き。
●なので作り手の覚悟が違う。
●徳島、和歌…

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相変わらずぎしぎしした圧で国家権力、検察を糾弾する山本薩夫『証人の椅子』。7年前のシネマヴェーラ以来の再見。
Jimmy
4.5

神保町シアターにて鑑賞。

山本薩夫監督らしい、さすがの社会派映画の佳作。

検事の強引な取り調べを告発する映画であり、「真実はなんぼ言うても一つしかあらへんのや!」というセリフが印象的。

徳島の…

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