正直マーロン・ブランドは映画監督としては中庸な部類に入ると思うのだけど、本作はそこまで嫌いになれない…というか結構アブノーマルな展開が続きグイグイ見せてくれる演出のスピード感と闊達さがある。
エリ…
泣きそうだ。
こんな地獄の世界で、
愛し合い、子どもを作り、
ヒトは記憶を継承してきたのかと想うと。
伊藤悠の漫画『シュトヘル』を想い出すと言ったらさすがに大袈裟だろうか。
とある絶望的な状況…
マーロン・ブランドは監督としても傑出している。ジャンルの約束ごとから逸脱しつつも西部劇としてしっかり成立させているのが凄い。冒頭の砂塵渦巻く稜線の銃撃戦からして素晴らしいロングショットが連発される。…
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