ポスト・ディストピア的、
大きな何かが失われてしまった世界の中で
未来、将来という概念が歪曲した人々の日常。
いつ終わるかも分からない世界で
形式的に進路を考えるということが果たして意味があるのか、…
感情の揺さぶり方は流石の浅野いにお。
前半はゆるやかな青春群像劇としてのんびりとした日常を描き出すが、後半に差し掛かった途端、一気に物語は急転。
世界観の丁寧な構築が功を奏し、観客を逃さない吸引力と…
序盤こんな雰囲気の映画なのかと、あんま楽しめず挫折しそうになったけど見続けたら方向性変わりすぎてびっくりしたわ
ギャグと真剣な雰囲気の温度差がすごい
色々わかんないこととかありまくりだけど、これ…
ある日、東京上空に巨大な宇宙船が現れ、非日常が日常と化した日本。世界が静かに終わりへと向かう中でも、女子高生の門出とおんたんは、推し活やゲームに没頭し、友人との日常を謳歌していた。しかし、その裏では…
>>続きを読む世界の終わりとJKの日常を、ギャグとエモと不穏でねじり倒した青春SFの怪作。
タイトルだけでもうカオス全開やのに、中身はもっと振り切れてて、こんなもん青春として成立してええんか!?って気持ちにさせら…
面白かった。
前章という事で世界観の構築が丁寧で良かった。
宇宙船が上空に常駐しているという非日常の中の主人公の日常の不気味さが良い。
「不安」という形のない恐怖感が人々の心を変えていくのが怖い。
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©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee