浅野いにお大好きっ子、後編の感想
前編観終わって、時間の関係から原作と違う話になりそうだなぁとは思ってましたがやはり違う形に。
ただ、これはこれでひたすらに2人にスポットを当て続けた話としてはア…
前章観てから気になりまくってた。謎の大葉とかオリジナル門出とか小比類巻軍団とかふたばとまこと軸とか、おんたん達と共にしてた宇宙人とか。
大葉が侵略者を移植された人間でもあり侵略者でもある存在やった…
後章では、前章以上にエグ味のある描写が目立ち、イメージカラーの赤は「血」や「炎」を想起させる悲劇的な印象を強める。
一方で侵略者の血は青く、ヘルメットに隠れて愛らしく見えた存在も、顔が人間に酷似して…
前章から続けて鑑賞して期待値はたかかっのだが、やや盛り上がりにかけた印象。
主人公2人の出番というか活躍がほとんどないのは予想外だった…
前章で2人をフォーカスしてたのに後章でそれあんまやらないんか…
だらっとした社会が、だらっとしたままいきなり吹っ飛ぶ。世界の終焉っていうのは意外とこんな感じで突然来るのかね、とか。
東京を捨てて飛び立つ偉い人たちの方舟、介入するUS政府とCIA、腹の荷が治らな…
結局最後までぽかんとしながら終わってしまった気がする。わたしって頭悪いかも!
朧げな記憶で言うと、ひろしがかっこよかった。良い兄だ。
「みんなに嫌われても…恨まれても…わたしが一番悪い人間だとして…
東京では自衛隊による侵略者への無慈悲な駆逐活動が行われていた。
大学に進学した門出と凰蘭は駆逐反対派『SHIP』のふたばらと出会いオカルト研究部へ入部する。
次々明かされる凰蘭の過去、そして人類は…
全部通していつの間にかキャラに愛着が湧いてきてしまい、東京滅亡のシーンがかなり悲しかった。
音楽とか雰囲気とは裏腹にかなりえぐいことが起こっててそのギャップも面白かった。
ま、この後の世界を考え…
©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee