凄まじく風刺がきいていて味わいもあるブラックコメディ。
大学で文学を教えていた小説家のモンクは授業中に学生を注意したら、逆に学生の訴えで退職になってしまう。困ってまじめな文学は売れないため、白人市…
アフリカ系アメリカ人という作家の立場を通して、社会的な先入観(レッテル貼り・ステレオタイプ)がどのように形成されているのかを描きつつ、押しつけられたアイデンティティと格闘するなかで、やがて個人的な価…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
黒人はこうあるべきだというバイアスを一定数持っているのは自分も反省すべきと感じた。
黒人はラップを歌う、警官に撃たれるとか。
アフリカ系アメリカ人と揶揄されている人の小説が売れたり、映画化されたり…
終わらせ方はちょっとグダッとした感じあったけどそれ以外はまあおもしろかった。ステレオタイプな「黒人文学」の手本にしたシンタラが「ソウルがない感じがした」と見抜くところはオッとなったけど特に主人公の認…
>>続きを読むひねくれ者なので、こういうの大好き。
面白かったのに、アメリカを知ってたらもっと面白いんやろうな〜と自分の知識不足が悔しい〜〜〜
世間の風潮にうんざり、をこんな面白くエンタメにしてくれてありがたい…
"黒人エンタメ"わかる気がする✩.*˚
もうそこから心を掴まれた作品なのかも……
そこから利益を得てい世間にうんざりし、不満だらけの小説家が書いた"黒人の本"
世間はまんまとその本ハマってしまった…