このレビューはネタバレを含みます
僕らは、「自分たちは理解がある、進歩的だ」という自己満足(リベラルな罪悪感の払拭)を得ようとしてます。
市場(受け手)は、しばしば特定の属性に対して、分かりやすく感情を揺さぶる「苦難の物語」を期待…
とても面白いし、テンポも良いし、音楽も効果的でセンスが良かった。
ステレオタイプの黒人文学を白人や他国の人間が求める状況はたしかに日本でもあるし、同情的な目線が現代社会の批評にはつきものである。が、…
作者がやりたいことと、世間が求めているものとの乖離。商業芸術の悲しい宿命。あえて答えを出さないで煙に巻いていくセンス。ときには自分の感性も疑う必要がある。情報に従順になるなかれ。
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【ブログ】
『…
作家でアフリカ系アメリカ人のセロニアス・エリソンは、大学で教鞭を執りながら執筆していたが、なかなか新作が書けずにいた。また、生徒への当たりが強いとの苦情が多く、大学からは反省のため長期休養を取るよう…
>>続きを読む創作の自由と消費されるアイデンティティの矛盾を鋭く突く作品だ。白人のリベラル層は多様性を求める一方で、黒人作家に「適切な物語」を押しつける。苦悩や暴力を描けば称賛され、より普遍的な物語は「黒人らしく…
>>続きを読む2025年15作目
ジョニーウォーカーの例えが秀逸。黒が減ってたけど、自宅なら赤が一番減りそうな気がするなと個人的に思った。
とはいえ、世の中が求めているのは赤なのか?分かりやすく、社会のプロット…