29歳で病死したフランスの伝説の監督ジャン・ヴィゴの遺作にして唯一の長編。
前年の中編『新学期・操行ゼロ』に次いでアマプラで連続鑑賞。
田舎と都会を行き来する小舟『アタラント号』の船長ジャンとジュ…
ジャン・ヴィゴの遺作でもある最初で最後の長編。玉手箱みたいなキラキラしたセンスのよい演出にワクワクしました。猫もいっぱい出てくるロードムービー(船旅)。
若い船長と結婚した村娘はハネムーン兼運搬船…
セーヌの川辺の風景の豊かな叙情。水上を滑るはしけ船の生々しい運動感。ジュール爺さんの奇人ぶりと超現実的なユーモア。夫が妻の愛情に駆られてセーヌ川に飛び込むシーンの幻想的な映像。それを表現するためにス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
本筋ではないけど、ちょいちょい猫ちゃんが出てきて、あぁこの頃から猫ちゃんは人間と一緒に生きててくれてたんだなぁと思った笑
雨降って地固まるな復縁エンディングについては、今の価値観だと「ないわぁ〜…
(別媒体から感想を転記)
2022/10/01
気になっていたジャン・ヴィゴが目黒シネマで特集されると知ってから、今日を首を長くして待っていた。制作年からは考えられないほど先進的なボリス・カウフマ…
29歳の若さで亡くなったジャン・ヴィゴ監督の遺作を初鑑賞。後の映画界に大きな影響を与えた作品らしいです。
こんなに昔の映画なのに共感する場面がすごくあった。普遍的な男女の気持ちのすれ違いや、ウザい…
最高にやきもきさせる素晴らしい映画。指でなぞるレコードが起こす「奇跡」は、その後の水中のシーンの奇跡の呼び水となっている。ミシェル・シモンの癖のある役柄は、奇怪だけど可愛らしさがある。船から見下ろす…
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