来し方 行く末/耳をかたむけての作品情報・感想・評価

『来し方 行く末/耳をかたむけて』に投稿された感想・評価

弔辞の代筆という題材の面白さと、ファンタジー展開がすっと受け入れられる佳作。
7110
3.5
2025劇場記録
赤の他人が弔辞を書くと言うことで故人の家族や知人は思い出に触れられたり記憶を思い出せたりするもんだなと思った
ファンタジー感こんなにあるとは思わなかった

思ったよりファンタジーだった。
去り行く人たちへの言葉を紡ぎながらも、停滞しつづける主人公。
昨日まで生きていたこの世を去った人、書き終えたはずの弔辞に書き足す人……書き"終えた"としても、その外に…

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洋洋
3.5
このレビューはネタバレを含みます
北京という大都市を舞台に弔辞を代筆する仕事をする中で、主人公が淡々と少しずつ今の自分を受け入れていく姿がとても良かったです。

中国の葬式事情は詳しくないですが、
Taul
4.0

『来し方 行く末』弔辞の代筆業という設定が面白く、遺族らの地に足の着いたエピソードと、漂うファンタジー感のバランスが良くて惹きこまれる。終盤テーマが顔を出し一筋の光が差し込んだ。緩やかなテンポと柔ら…

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中国映画を初めてスクリーンで観ました。
有名俳優を起用してのリウ監督の商業映画デビューに近いとのことですが、擦れた感じがせず、品のあるとても綺麗な映画でありました。
静謐というのはこういうことかな。…

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4.1
記録

言葉の力、映像の力を浴びる

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