父の初七日の作品情報・感想・評価・動画配信

「父の初七日」に投稿された感想・評価

chico

chicoの感想・評価

3.0
葬式映画なのに全然暗くない。台湾の葬式はとにかく派手でカラフル。葬式なのにブラスバンドがガンガン演奏しちゃうし、会場がサーカステントみたいだし、みんなジーンズだし。

「葬式が賑やかである程、死者への愛情が深い」という言葉があるらしいけど、調べたところ最近は葬式の簡素化が進んでいるらしいね。なんだか寂しいような…
主人公(長女、OL)目線で
父が亡くなってからの
葬儀の様子を描く。

しんみり。
ちょっと滑稽で笑えるところも。
泣き女や道士。
あの世で困らないように
故人に持たせるあの世の紙幣
(沖縄も似たような文化があるね)。
扱われる葬式は派手なものではなかったけど、
文化の違いを感じることができて、
面白い。

「恋するパオジャンフー」
だったかな、
「戯夢人生」
だったかな、
前に台湾の賑やかなお葬式を
映像で見たのは。
明るくて印象に残っていました。

7日かけてやるのは長いようで長くない。心でお別れをするにはそれくらい必要なんだ。まあ、それでも全然整理がつかないなんてこともよくある話で。
ちょっとかったるい劇中リズムではあったけど、テーマがテーマなだけに、時間感覚や身体感覚のリアリティとして必要だな、と思った。
あっけなさと喪失感を丁寧に描いてる。

葬式だけで終わらず、その後のそれぞれの人物のことも描いてるのもよかった。
主人公が葬式が終わって数ヶ月後に友人たちに父の死を打ち明けたり、仕事の出張で空港にいるシーンで喫煙所のタバコと機長の声でお父さんのこと思い出して泣くシーン、よかったな。(葬式の時は本当には泣けない、というのもリアリティなのだろう)
葬式の途中でお父さんとの回想シーンがあるのもよかったけど。バイク二人乗り、試験はどうだ?、私今日誕生日よ、肉ちまきをやろう、ヘンテコな合成の遺影、巨大な遺影はバイク一人で運ぶ。(けっこうグッと来ちゃったのはうちの父もバイク好きで我々もよく二人乗りをしていたから……幸いなことにまだ存命ですが)


台湾も、形式的に泣かないといけない場面とか、不自然で不思議な部分もあるんだなあ、と思いつつ、ほんと形式だけの、時に故人の存在が無視されてるような、慌ただしい日本のお葬式を想う。
どんなお葬式ができたらベストなんだろう。まあどんな葬式も急なものだしな。。準備とかなかなかできないけど。。
生前葬を毎年やってたら自分のいない本番がめっちゃチャチとかつまんないとかどうなっても悔いないかな〜とかふと思った。まあその時はいなくなってるから、もはやどうでもいいというか、葬式は生者のためのものなのですけど。
余談だけど、杉井ギサブローの「銀河鉄道の夜」でドボルザークの「新世界より」(家路)が気に入って、アップルミュージックで聴いてたら、その曲が入ってるコンピアルバムの名前が「マイラストミュージック〜出棺のための音楽」でびっくらこきました。そんなのあるのね。

そういえば伊丹十三の映画、観てないんだわ。観よう。


台湾の地方と都会(世界)の対比など、社会背景も浮かび上がる。
台湾の露店(夜市)はけっこう普通の職業なんだろうな。日本のテキ屋だと少し特殊なイメージあるけど。
学歴のない親は身を粉にして働き、子にいい教育を受けさせる。

大学生くらいの甥(おそらく大学でドキュメンタリー制作とか専攻してる?)が葬式の様子をカメラで撮ったりとか、道士のおじさんの本業は詩人で畑で詩を諳んじるシーンとか、ちょいちょい小ネタもよかった。

日本の歌謡曲は文化に根付いてるのかな。梶芽衣子が歌う曲がかかってた。

文化と感情を丁寧に描く、いい映画でしたよ。
OnOrOff

OnOrOffの感想・評価

5.0
これは良かった。哀しい時なのに、可笑しくてシュール。それでいてなんか人間の良さみたいなものが伝わって。
生きていれば必ず経験する死をちょっぴりユーモアに描いた台湾映画

日本のお葬式と全然違うのでびっくりした!お葬式って一番ゆっくりしたい人がゆっくりできないんだよね…
悲しみから逃げてるみたいになっちゃうかもしれないけど忙しい方がいいのかもしれないね
月泉

月泉の感想・評価

-

🗣️梶芽衣子🎵怨み節

🗣️Lulu 🎵To Sir With Love

🗣️Ana D 🎵Galaxia
ni

niの感想・評価

-
畑一面にまるいライト、缶ビールタワー、誕プレは肉ちまき。主人公の阿梅、歯磨きしながら泣いてるふりとかしている場合ではなく本当はもっと悲しいはずなのでは・・の答えがなんとなくさいごに。
reno

renoの感想・評価

3.4
死ぬのも産まれるのも日常の延長線上にあるんだなぁ。
ラストシーン好きだ!

2020-45
asachan

asachanの感想・評価

3.0
異国の伝統文化とか風習とか手軽に感じ取れるの映画ならではだよなぁ。
私もお葬式の時、ズブロッカタワー作って祀って欲しい。
s

sの感想・評価

3.0
動画【字幕】
・台湾の伝統的なお葬式らしい!仏教ではなく道教のお葬式?日本の仏教や神道と違って華やか!泣く係シュール
・阿梅とパパのバイク回想シーン好き
・BGMで演歌流れてきたw
yuko

yukoの感想・評価

4.0
2020.5.21 U-NEXT

なんだかハイテンションで泣いたり笑ったりしながら過ぎていく父親の葬儀。うんうん、そういうもんだよね。
ずっと後になってから、一瞬の思い出で1時間半泣き続けるっていうところにグッとくる。

台湾の風習、泣き女、道士、卒論のために葬儀を撮影する従兄弟など強烈なキャラもたくさん出てきて、笑えたりしみじみしたり。
関係ないけど、お父さんと娘が間寛平と大久保佳代子に見えてくる。