大学院まで行って勉強したのに脚本家の夢破れた主人公は弔辞の代筆で糊口をしのぎながら40歳が目前となった。弔辞の評判は良いが、ただ目の前の仕事をこなすだけで未来も見えない日々が続いている。同級生は皆活…
>>続きを読む 『大学院は出たけれど』いまいち鳴かず飛ばずの脚本家志望の青年が、家賃をはじめ物価の高い北京で弔辞の台本を書いたりささやかな仕事で食いつなぎながら、自分のやりたいことはなにかを探し当てる物語。
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【誰かの物語を弔う事は過去の自分を送り出し誰かの"特別な存在"にさせてもらえる】
■あらすじ
主人公のウェン・シャンは大学院まで進学しながら、脚本家として商業デビューが叶わず、不思議な同居人シャオイ…
脚本が素晴らしかった
とても印象的な言葉達
静謐でいてナチュラル
フレーミングも変化球
主人公が主人公になる
その過程を追うような
例えば
春の雪のような
温かい感動を残します 〜❄️…
「人の世の煙と火」
自分自身の葬式シーンを思い浮かべてみよう。
自分が死んだ時にどんな言葉で送ってもらいたいだろうか。
どんな人間だったと覚えていてほしいと願うだろう。
挫折した脚本家が弔辞代筆…
リウ・ジアイン監督『来し方 行く末/耳をかたむけて』(2023)
新宿武蔵野館にて鑑賞。
不在の痕跡を辿るその向こうでわたしに出逢うー
とある才能が互換性をもって予期せぬ職能を生み出す普遍的な…
間接的な生と死の表現。
「主人公」とは。
すごく良い映画だった。
会話劇。
動物園で電話するシーン凄く良かったけど。シロクマがシロクマに見えなくて。
気になってたら、周回して真後ろに来…
《ある男性の静かな再生の物語》
リウ・ジアイン監督作品を他にも観たくなるような優しさに包まれた傑作に出会えました。
中国、北京郊外に暮らすウェン・シャン(フー・ゴー)はドラマや映画の脚本を書いて…
【ごく普通の人間には創作活動ができないのか?】
売れない脚本家が弔辞の代筆業を営む姿を描きながら、標題の問いへの解答を模索していきます。
結局、お亡くなりになった一人一人に生きてきたドラマがあり、…
とても静かで、心にじんわりと染み入る、ちょうど"深夜に沁み沁み味わう独り呑み"のような印象の映画でした。まあ私はお酒呑めないんで単なるイメージなんですけど。ズコー
ドラマとしてはあまり大きな展開…
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