約30年振りに観ました。
考えてみますと、小津監督作品を劇場で観たのはこの「東京物語」のみ(30年前は確か小津監督の生誕90年と言う事でリバイバル公開された時に観に行きました)
さて、30年振りに観…
ものすごいアバンギャルドなカメラマンの写真集を1ページずつめくっている感じ。構図と人物の出し入れのタイミングが完璧すぎる。その上でシナリオもお芝居も全部が一流なんだから面白く無いわけがない。
た…
紀子トリロジーの最終作という視点で見ると色々と驚く。麦秋で親子兄妹だった3人(東山千栄子・笠智衆・原節子)の配役はもうマルチバース!戦死した夫・次男(省二)の名前の同一性。笠智衆(49才)の老け役も…
>>続きを読む説明されたら、当時の人に相当な衝撃を与えたのだということがなんとなくわかる気がする。大捕物があるわけでもなく、切った張ったのチャンバラがあるわけでもなく、大冒険があるわけでもなく。
当時の一般的な人…
満を持して『東京物語』を鑑賞
映画史に残る傑作ということで、大切に温めていました
恥ずかしながら(ぶっちゃけ全然恥ずかしくないが)、小津作品を観るのは2回目か3回目
…いや、怖っ!
なんか人間の動…
世界で高く評価される小津安二郎の名作。
戦後日本の家族観、世代ごとの生き様、葛藤などを描く中で、我々は何を大切に生きていかねばならないのかという根本的な課題に一定の示唆を与える構成に感銘を受ける。…
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