小津作品は全部観れていないがこれ以上おもしろい作品はないだろ!って断言できるくらい笑ってほろりとさせられた。肩を2人でもぞもぞさせてるシーンは最高。
長屋に暮らす人々のやりとりも日常の中に気遣いや…
迷子の子供を誰が一晩預かるか、子供本人を前にして押し付け合う大人たちは道徳や倫理だけで見るとかなりシビアな冒頭だが、どうしてもそのあっけらかんとした態度で嫌がり合う会話劇が面白く、笑ってしまう
ふ…
小津安二郎の戦後第1作らしい、直接的に戦争を扱ったものではないがしかし、街の風景、孤児、人々の暮らしぶりに戦後が焼きついている
長屋の大人が子供を押し付けあっている冒頭は「どこが紳士やねん」と思っ…
飯田蝶子と青木放屁の睨み合いの切り返しを見ているだけで何とも楽しいのだけど、その二人が同じように肩を回したり、笠智衆の歌に合わせて彼と飯田蝶子が箸を持って同じポーズを取るシーン、同じ身振りを取ること…
>>続きを読むスクリーンで小津映画観るの初めてかもしれない。戦後1本目の作品ということもあり、『蜂の巣の子供たち』と同じく人情味のある作品。長屋に住む人たち特におたねの幸平に対する姿勢が変わっていく様子がとても好…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白い。いやいや子供を育てるくだりが山中貞雄の『百万両の壺』とちょっとだけ似てるのね。掛け合いのリズムが絶妙でほんとに楽しい。子供が可愛くなっちゃって顔を覆って泣く飯田蝶子が良い。それに…
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