世界で高く評価される小津安二郎の名作。
戦後日本の家族観、世代ごとの生き様、葛藤などを描く中で、我々は何を大切に生きていかねばならないのかという根本的な課題に一定の示唆を与える構成に感銘を受ける。…
今まで見たことがなかった。
心の傷を癒すということにセリフが出てきてたのを思い出した。
実母が健在で、二人の娘は結婚して、私は娘の立場でもあり、母の立場でもある。
良い娘ではないし、良い母でもない。…
小津安二郎作品初観賞。
近頃の若者は、といつの時代もみんな言ってしまうものだが、人間は変わるものだと優しい紀子が諭してくれる。
心美しい人間になりたい、と無責任に言うことはできない。
心情や言葉に説…
想像していたよりも面白かった。
昔の映画なのであまり期待をしていなかったが、お話はとても面白い。
解りやすく物語進んでくのでとても観やすかった。
白黒は気にならなかったけど、カメラカットだけちょっと…
日本が古くから培ってきた「もののあはれ」とはこういうことなのか、と納得できた作品だった。家族愛の変容によって描かれる戦後日本の家族の形。今でいうと、男と女の家庭での立ち位置が明確化されていて、だけど…
>>続きを読む血の繋がってない人が一番優しい所が残酷な気もするけど
それはきっと家族に愛があるから
この切り取った時間の中ではたまたまそういうタイミングだったような気がする作品
気が狂うようなショットの連続
…
なんだろなぁ。
戦前の家父長制が染み付いていた画や脚本に全く感情移入が出来ないというのはあるんだけど、
ローアングルや手前に物を置いてナメの構図をとる等の計算された小津調の画面が淡々と物語を進ませ…
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