説明されたら、当時の人に相当な衝撃を与えたのだということがなんとなくわかる気がする。大捕物があるわけでもなく、切った張ったのチャンバラがあるわけでもなく、大冒険があるわけでもなく。
当時の一般的な人…
小津安二郎の素晴らしさは、テンポで見せると言うことに徹している点だと思う。もちろん、シナリオの緻密さ、構図の素晴らしさも群を抜いている。しかし、それらがなんのためにあるのかと言われれば、小津安二郎の…
>>続きを読むやっとみれた。
無駄がない
芝居はこうあるべきだと改めて感じた。
すべてが丁寧。ちゃんと受け取る、応える、渡す。どんなにスローなやり取りも、ずっと観ていれる。お父さんとお母さんのやりとり大好き。
…
「ありがと」と「こんちは」のイントネーションが好き。何度も「ありがと」を伝えるお父さんも好き。
家族関係の"正解"を学んでるみたいやった。彼らのやり取りが心地よくて一員になりたいと思う。
親子三代…
このレビューはネタバレを含みます
うわ〜良かったな〜
年老いた両親が東京に遊びにきて、その直後に母親が亡くなるっていうそれだけの話なのに。
やっぱ大人になってからの親との関係って難しいというか絶妙…ドライなようでリスペクトもあるし…
柄のない白いシャツなど、ぱっと見でも画面内で明るく光る原節子の聖性。杉村春子などそのほかの役者陣の存在も大きい。
2次元的に家屋を構築していくようなショットと編集。戦争や死の足音、親と子の関係性や老…
やっと観れました!
小津安二郎監督の超名作。
歳を重ねるということは
寂しいことなんだなぁ、としみじみ。
ドライな子どもたちに、
「ありがとう」と繰り返す笠智衆さんがいい。
記憶に残る名台詞も…
いつの時代にも忘れてしまったものがこの作品には詰まっている。
丸の内TOEIでこれを観るのはちょっと不思議な感覚でしたが…
大昔から、いつ観るかと思いつつ…
丸の内TOEI閉館のタイミングで鑑賞…
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