かなり心が動かされた。切先鋭い眼差しで語られる家族の物語に、こちらの身も縮まりました。個人的なハイライトは、若者のどんちゃん騒ぎのせいで眠れない老夫婦の横顔と、シゲさんの「喪服持ってった方がいいかし…
>>続きを読むとても繊細で丁寧で、これが長らく名作と語られる作品の凄さなのかと、感動が止まらなかった。
最初の人物紹介では、英語字幕が気になって設定を掴むことができず、続々登場するキャラクターの多さに不安を感じ…
「小津調」と呼ばれる独特のスタイル。ローポジションからのアングルは、小津の代名詞。
あえてイマジナリーラインを超えるのも特徴的。「映画に文法はない」
頻繁にイマジナリーラインを超えるし目線がカメラ…
初見。
名作として名前が上がる映画なんだとあらためて。良すぎてまだ咀嚼できていない。
よかった点をいくつか。
まず、説明セリフや過剰な演出がない。登場人物がいつも何かをしながら話していて、生活を切…
見返しの2回目
やっぱり面白いな
説明セリフがなく、物語が進んでいくうちに
あぁ家族の話か…となり
ここは肉親で…ここは違くて…と
関係図がわかりやすい。
紀子の義母さん、義父さんにうちわを仰いで…
いい映画。
初小津。小津さん海外人気すごいから気になってた。カウリスマキも好きって言ってるインタビューがあり、さらにモチベが上がってた。確かにインスピレーションを感じる。
空間の使い方、キャストの…
とみの葬儀後、実の子どもたちが任務を終えたかのようにそそくさと東京へ帰っていく場面。死者を悼み、親戚で集まって故人の思い出を語る場である葬儀、親の死を、一つの片付けるべき「タスク」として扱っているよ…
>>続きを読むうわ〜良かったな〜
年老いた両親が東京に遊びにきて、その直後に母親が亡くなるっていうそれだけの話なのに。
やっぱ大人になってからの親との関係って難しいというか絶妙…ドライなようでリスペクトもあるし…
夏なのがいい
熱海の朝シーンがよかった
客観的
田舎に住む日本人家庭のリアリティを強く感じた。
広島に住んでおり、舞台の尾道が親しい存在であることも強く感じた理由だと思う。
地元から離れて一…
何となく避けしまっていた小津作品を初めて観た。普通の映画では省略される、おじぎや挨拶などの日本の儀礼的動作、何気ない会話が丁寧に描かれているのが特に印象的だった。無駄なものを極力省き、必要不可欠な情…
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