すべて、至るところにあるに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『すべて、至るところにある』に投稿された感想・評価

スポメニックというモニュメントが意味ありげに何度も映る。スポメニックは勿論人工物だが、不思議と無機質な感じはせず、逆に現代社会の方がよほど無機質で冷たいような対比になっていると感じた。

前々作「あなたの微笑み」と同じ、映画監督の物語だけど、リム監督本人は否定していたが、絶対に自叙伝だわ!鈍臭さ、映画売れない、無茶振りはリム監督らしいから。

今回で一応、引退作とのことだけど、様々な…

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かつてヨーロッパの火薬庫と言われるほど不安定だったバルカン半島。多種多様な民族や宗教が入り混じる世界。そして未だに争いは絶えない、まさに世界全体が火薬庫。
抽象的で無機質なスポメニック。平和の象徴で…

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目

目の感想・評価

3.5
共有できる感覚が伝わってきて、すごい映画だった。
かなり観る側に委ねられてる。

とても現代的な映画なのかな、と思いました。
セルビア、マケドニア、ボスニアといった聞き慣れないバルカン半島の国をめぐるロードムービーですが、単純に俳優の女性が監督のあとを追うだけでなく、そこに過去に…

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ワラ

ワラの感想・評価

4.0

TwitterもといXで流れてきた予告を観て、早速今日観に行ったんだけど、すごく好きな映画でした。旅好きの僕には俄然ブッ刺さる作品。旅先で親しくなった人達、けれど、もう二度と会えないかもしれない人達…

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リム・カーワイ監督の「すべて、至るところにある」を鑑賞。監督の作品は「あなたの微笑み」の予告編を見て知っていたけど、観たことなかった。観に行くきっかけは、Xでの監督のポストが流れてきたから。作品のポ…

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pherim

pherimの感想・評価

3.5

セルビア、マケドニア、ボスニア。パンデミック下で行方不明になった映画監督を探す女が見定める旅路。

リム・カーワイ映画常連の尚玄&アデラ・ソーが醸す無国籍な風情と、旧ユーゴ共産主義建築とが響き合って…

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彷徨いながら映画撮るじゃなくて「映画のなかで彷徨っている」は鳥肌
柳の木

柳の木の感想・評価

3.4

Xで監督がシアターイメージフォーラム最終日の予約が一人しか入ってないって投稿を見て、作品を知り何となく興味をもって。
けっこうぐっときて心に入り込んできた。
クレイジージャーニーの奇怪遺産で見た事あ…

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