進行性の筋疾患を患い、25歳でこの世を去ったマッツ。
「イベリン」はマッツが8年も続けたオンラインゲームでの名前。
マッツが亡くなった事を彼のブログに両親が書き込むと、そこにはオンラインゲームで彼と…
イベリンやその周囲の人々が見せてくれた他者の受容、相互理解、絆の回復、苦悩や軋轢が、デジタルなコミュニティがアナログのそれと比べて何ら劣るものではないことを証明している。アバターを通してでも本物の人…
>>続きを読む膨大なゲームのログデータから、ある故人の青年が過ごした人生を再構築して描くという素晴らしい試みだった。
体の自由を失ってゆく青年が、ゲームのキャラクターを通して世界を感じ、人々とつながっていゆく描写…
このレビューはネタバレを含みます
筋ジストロフィーの青年マッツが亡くなったあと、家族が知った事実。マッツは、ゲームを通して世界中の人たちと、交流をもち、時に励まし、ケンカし、恋愛もしていた。
それを、家族フィルムと、そのゲームで…