国と個人、本土と島。戦争と縁遠い日常を過ごせてきた世代、地域に住む者として、否応なく隔たるリアリティと、顧みられない人たちの日々に負い目を感じる。
映し出される島の人々の営みは力強く、眩しくて、三上…
沖縄県が今まさに戦争が開始されてもおかしくないような状況に追い込まれている。
特に、与那国島、宮古島、石垣島の南西諸島の島々や沖縄本島において、陸上自衛隊駐屯地の建設やミサイル部隊の配備、弾薬庫の…
警察や防衛省の職員の人たちが淡々と事務的に仕事を進めているのが不思議。どういうふうに考えてるんだろう。
郷土の祭り特集みたいな映像は、この映画に限らず、今期の朝ドラでいうところの"スンとした"女性…
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしかった。三上さんの作品をずっと観てきたけど、今回は良い意味での「柔らかさ」を感じて、良い意味で意外に感じた。扱ってきた大きなテーマは同じでも、これまでは住民の「怒り」の側面が前面に出ていたの…
>>続きを読む南西諸島が政府の方針であからさまに軍事基地化する様子を捉えたドキュメンタリー。日本という国はどこに向かうのか。なかなか見えにくい状況を分かりやすく、はっきりと示した作品。悩む島民の様々な感情も捉えて…
>>続きを読む観たら辛くなるし怒りも湧くのは分かっていたけど、声を上げれるのかと言われたら、その勇気は私にはまだないのだけど、まず知る事が大事だと思って観に行ってきた。
住民の声は無視されて基地はどんどん作られて…
(C)2024『戦雲』製作委員会