国宝』、文字通り「魂が震える映画」でした。
始まった瞬間から終わるまで、一気に引き込まれ、気がついたら泣いていて、気がついたら終わっていた。あっという間だったけど、濃密で深い時間。
一番泣いたのは…
とにかくものすごいものを見てしまったという衝撃。感想を一言で言い表すのがほんと難しい。
そんな作品でした。
あえて言うなら悪魔と取引してでも「芸を極めた」男の一代物語。
血筋が全ての歌舞伎の世界…
あっという間の3時間体験だった〜☺
既に観てた方々からの反応を受けてどうにも音にこだわって観たかったけど同日公開のリロ・アンド・スティッチに押され、なかなか良シアターでの上映が見つからず……109シ…
ー すべてを犠牲にして見た、"あの景色"。
重厚感がすごい。なんてきらびやかで、重く、暗いのだろう。
喜久雄(吉沢亮)の舞台は圧巻で、"あの景色"を見るためにした悪魔の契約は、きっとちゃんと結ばれ…
なかなか感想が思いつかず、、
とにかく凄かったとしか言いようがなくて…
吉沢亮は本当にすごい。知ってたけど。
吉沢亮も横浜流星も、前はラブコメいっぱいやってて今こんな重厚な作品に…とそっちの意味でも…
こんなにも"目"の力の印象が強かったのに、作中では人物同士の視線が交差しないところが映画らしくもあり、また歌舞伎特有の雅な世界観をより一層魅力的に演出していたように思う。
流し目、伏し目は鳥肌が立つ…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会