予告を見ていたときはまったくピンとこなかったのに、観終わった今では悔しいくらいの傑作だった。
物語は八犬伝の物語と、現実世界での馬琴と北斎のやりとり、家族の物語が交差して進む構成で、全体のメリハリ…
小説『南総里見八犬伝』を書いた曲亭馬琴の物語です。
曲亭馬琴と葛飾北斎の二人が、芝居を観に行きます。
そこで作者が鶴屋南北の「東海道四谷怪談」を観るんですが、その芝居が「忠臣蔵」と「お岩さん」を足…
虚実二部構成なのも
私はよかったかと
昔里見八犬伝を見たとき
あんまりよくわからなかったけど
今回はわかったので(歳とっただけか)
しかし、
家で見たからおもしろかったけど
映画館だったら
どうだっ…
期待していなかった「実」パートが思いのほか面白くて、逆に「虚」パートがそんなでも無かった。白い犬をはじめ全体的にCGがショボいのは、本の中のファンタジーだからあえてそうしているのか、それともただ単に…
>>続きを読む八犬伝の物語が作られていく中で
滝沢馬琴と葛飾北斎のやりとりが
ほのぼのしてて、固い友情に結ばれてて
八犬伝の物語が「虚」ならば馬琴の人生が「実」となるのか
ってな感じで思った
馬琴が目が見えなく…
2部構成でこれはこれで良いのだが、クライマックスの戦いシーンなどなど、作家パートに切り替わって寸断されたりするのが盛り上がりにかけたな。
映像、キャストは良かった。
個人的には里見八犬伝の方が好…
江戸時代の人気作家 滝沢馬琴は、友人の絵師 葛飾北斎を前に構想中の物語「南総里見八犬伝」を語り始めた···。
滝沢馬琴が物語にどう向き合い、書き上げるかを描いた"実"の世界と、「南総里見八犬伝」…
©2024『八犬伝』FILM PARTNERS