新世紀ロマンティクスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『新世紀ロマンティクス』に投稿された感想・評価

四半世紀もの時代を巡る女と男のクロニクル。

享楽的な高度経済成長期や都市化とともに生き、
コロナ禍やデジタル・IT化で
何かリセットされたのと同時に、常に目まぐるしく変容し続ける世界に振り回され、…

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眠りに落ちる前の、瞼を閉じている時間みたいな映画
目に映る煌めきや熱狂、悲しみや破壊、大衆と祈り、あらゆる混沌とめまぐるしい変化
一瞬のうちに味わって、同じように忘れていく
変わっていくものと変わら…

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3.0

「ジンギスカン」が流行ったのは1980年頃だったろうか。ラジオで流れると頭の中で反復して離れなくなるのですぐにラジオを消していた。こう記しているだけで頭の中の何かが踊っている。で、その頃北海道を旅し…

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撮りきったのがすごいと思う。
4.0

チャオ・タオの上着を頭上に掲げる防御的な身振りが2001年から06年(『青の稲妻』『長江哀歌』)まで継続しているが22年にはベストを裏返す身振りとして変奏。上着で防がれた奉節の雨も祝祭的に大同に降り…

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4.1
やりたい放題でビビった。
若干中期たけしのような夢幻が入ってる。
KYO
3.6

過去の映画を再解釈する実験的な映画なのだろうけど、撮りためた映像の切り貼りという印象も否めない。
それでも移動の手段の変化(最後は自分の足で力強く走る)や主人公チャオの台詞がなく表情で伝えてくるもの…

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この作品をコロナ禍で思い付いたみたいだけど、ずっと昔から漠然としたイメージはあったのかもしれないな。
その当時の素材を組み合わせて作っているから、心に響くものがある。
今でも素材は撮り続けているみた…

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