神という絶対的な存在の前では、否応なく個人の尊厳が踏みにじられてしまう恐ろしさ。どんなに論理的な反論であっても「神は絶対」のひと言で無効化されてしまう乱暴さに言葉を失いました。
信仰の根深さも厄介…
監督、脚本: モハマド・ラスロフ
日本は、過去には軍国主義という強烈なイデオロギーで国民が言論、行動を統制された事もあったけど、でも、信徒に何も課さない、異教を排斥もしない、許し共存する主義の仏教…
あーもうこれ完全な期待外れだったわ。
アスガー・ハルファディのような作品を期待してたんだけどな。
主題は理解できるんだけれどストーリーが前半ドキュメンタリーの様なデモ部分と後半シャイニング父ちゃん、…
監督・脚本 モハマド・ラスロフ
カンヌで12分間のスタンディング
オベーション 監督さんが命懸けで
上映に至ったという社会派ドラマ
という事で緊張感が半端ないけど
167分台詞の応酬もありダレるこ…
イランについて何も知らなくても非常にわかりやすく親切な作り。それだけ、知ってほしいという切実な気持ちを感じる。でもチープさは全く感じないから手腕も感じる。最近のイラン映画は死刑についてが本当に多くて…
>>続きを読むイランの社会問題の強いメッセージだった、緊迫感が続いて疲れた
家族像が前半と後半ころっと変わっていて驚いた
現代のSNS情報による若者と親年代のすれ違いはまさにスリラーだった
聖なるイチジクの種の…
社会構造がワルい。父親もかわいそうな気がした。銃を盗んだほうも、あそこまでしないと父親にわかってもらえないと思ったのだろうか。大音量で父親との動画の音声を流したのはなにか意味があるのだろうか。
知ら…
社会的メッセージ性にしても、物語構造としてのエンターテイメント性にしても、一級の作品だと感じた。
(1) 一見したところ、パターナリスティックな統治権力のありようが、家父長制とのアナロジーで描かれ…
パンフレットや公式HPに監督さんの声明と書かれた文がある。
TATAMIと同じく、この映画制作や上映は命懸けである。
そのようなことは、作中の父親の仕事が、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を課す国家の下…
日本人は知らないイスラムの世界。
家族の話で国家の話。
聖なるイチジクの種という映画はイラン人監督がイランで撮影するもイランでは公開が許されずヨーロッパで公開され、カンヌで賞を受賞した作品。剥…
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