パッション・ダモーレの作品情報・感想・評価

「パッション・ダモーレ」に投稿された感想・評価

ゆにけ

ゆにけの感想・評価

3.0
昔映画館に観に行ったのを思い出したわ
ストーリーはよく覚えてないけどとっても怖かった記憶が……
ラウラ・アントネッリ観たさに行ったのだったかな
ハンサムな軽騎兵将校(ベルナール・ジロドー)が、醜女にストーカーされる格調高い?カルト作品。

「アデルの恋の物語」にも似た、病的なまでの女の情念。

病弱でヒステリックな哀しい女フォスカを、ヴァレリア・ドビチが熱演。

まるで、骸骨の様な怖い顔。

ホラー映画の様に彼女が登場する度、息が止まる。

主人公ジョルジュには不倫中の美しい人妻クララ(ラウラ・アントネッリ)がいる。
(ラウラさん、グラマー美人だけど老け顔だと思う)

しかもこの女性が、意外にも寛容な女性だったのには驚かされた。

「色男はつらいよ」と、サブタイトルでも付けたくなる、何とも不可思議な悲喜劇。

軍医役で、ジャン=ルイ・トランティニャンが出演していたのが嬉しかった。







 
幽霊、もしくは悪魔的な不美人に生気を吸い取られ身も心も壊れてしまう不幸な男、「怪談」のようにも見える。ついに気が狂ってしまったベルナール・ジロドーの話を最後まで聞いていたのが小人という絶望(皮肉)。大好きなラウラ・アントネッリ、歯が小さくて本当に美しい。
19世紀イタリアを舞台にした格調高い映像の中で繰り広げられるのは、男と女の愛の悲喜劇!
とても美男な兵隊さんが赴任先の上官の姪フォスカに惚れられるのだが、その女性があまりにも醜女。しかも病弱。彼女の容姿や行動から見て喩えるならムンクの叫びやノスフェラトウや座敷女。いやあ女優さんて本当に凄い。美女で人妻の愛人がいる男はもちろん逃げるけど、フォスカはすがり付き追い求め諦めてくれない。喜劇かよ、と思うくらいに狂恋的な熱情。
エット-レ・スコラのアイロニーで幕引きとなるのに、感動さえしてしまう。狂った恋で廃人となる男の、やっぱり悲劇だな。
これは…凄い話だった…

監督は名匠と言われるエットーレ・スコラ。わたしは本作以外は知りません。

物語は、ちょっと記憶が曖昧ですが、

美しい人妻と恋仲の若く男前な軍人が、軍の命令で滞在することになった上官の屋敷で出会ってしまった上官の従姉妹。

毎夜食事に招待されるが、何時も一人分の席が空いている。訊けば上官の従姉妹の席だという。彼女は体調が悪く滅多に食事の席に現れない。どんな女性なのだろう…
次第に妄想が膨れ上がり、ある晩ついに現れたその女性。

(°_°) すっごい醜い。やせ細り、目はギョロッとし、大きな口に突き出た歯…

実は彼女は、彼を影からずっと見ており、想いを寄せていたのでさー大変。

上官の従姉妹という立場を利用して、彼に言いよるばかりでなく、断られると、ヒステリーの発作を起こして気絶してしまうという…

見ていてことの成り行きに全く共感できなかったのですが、最後まで目が離せません。

結末がかなり、えーーー??なぜ?!?なぜ?!な結末。愛って…何?

この舞台となった時代の成せる技だなと思うしかありませんでした。

友人が凄いの観ちゃった。でも、すっごい好き!!って言って勧めてくれたのでレンタルビデオで鑑賞したのですが、その衝撃は確かに、凄かったです。
ただ、友人が大好き!というのは理解出来ませんでしたが、好きな男をなんとしてでも手に入れようとする女の純愛と執念。そこには確かに感動せざるを得ないものがありました。男の方が純粋かも…

観ることが出来るか分かりませんが、機会があったら是非ご覧ください。