ほぼ晩年に近い作品。トリュフォー流サイコホラーとでも言うべきか。
そもそも恋愛なんてほとんどの場合は他人から見れば滑稽である種理解不能なことなのであって、「そんなバカな」という展開を非難するのも野暮…
フランソワ・トリュフォー14本目
焼けぼっくいに火がつく系W不倫。
ときどきケツ鼻男(ジェラール・ドパルデュー)がおキチ。(然るべき施設へ強制収容すべきレベルかと思いましたが、映画ではスルー)
…
このレビューはネタバレを含みます
トリュフォーは当時日本でも人気の監督で、この映画は評価が高かった。
今回初鑑賞だったが、既視感あり。後によく似た作品が作られたからだろう。
昔の恋人が隣に引っ越してきて、再燃する。
破滅必至のパタ…
南欧人がロマンスに関して理性に欠ける傾向にあるのは自明のこととしても「偶然隣に元カノが引っ越してくる」からの「W不倫」からの「2人でどこかへ逃げよう」へのスピード感には全く呆れてしまった。四コマ漫画…
>>続きを読む最後の一言に尽きる映画。
ただ現代で見るには演出が大仰だし、話もとても素直。
この頃だと不倫自体がセンセーショナルだったのかも。
あと、テンポが良すぎて間があまりないので、思考の深みを感じなかったの…