在宅死を望む父とそれを叶える家族
【看取りのドキュメンタリー】
カメラを回すのは息子さん(監督)
際どい角度の映像等、かなり攻めて編集されましたね。
お母様の心の準備と覚悟が伝わる日常を見させてい…
「どうすればよかったか」もすごかったが、この映画もすごかった。そもそも、ドキュメンタリーは撮りたいテーマが明らかで、自分にとって刺さるテーマがより深く刺さりやすいのは、当然かもしれないが、刺さりまく…
>>続きを読む学生のとき祖父が同じく胆嚢癌で亡くなった。分かったときにはもう末期で最期の時間はやはり自宅で過ごした。物心ついて初めて体験する身内の死だった。家族のこと、自分のこれからのこと、日に日に弱っていく祖父…
>>続きを読む2024年キネマ旬報文化映画部門第2位。
末期ガンを患い入退院を繰り返す中で自宅での最期を希望した父親と、その気持ちに応え看取りを決意した母親と、それを映画にすることにした息子のドキュメンタリー。
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すごい個人的な映像なはずなのに、変に感傷的でないというか、カメラを回す制作者の被写体に対する思いとか記憶とかそういったものがかなり抑制されてて、死にゆく父と、看取る母をストレートに捉えることで自身も…
>>続きを読むとても良かった。
家族として見せたくないだろうところも撮る。カメラを置いて手を出したくなるような場面でも撮る。
映画監督としての決意や手応えのようなものが伝わってくる。
そんな監督の姿勢にお母さ…
©️EIGA no MURA