【映画批評月間 フランス映画の現在2025】
パトリシア・マズィ監督『ボルドーに囚われた女』(2024)鑑賞。
イザベル・ユペールとアフシア・エルジという2人の女優による強烈な共演作である。
冒頭、…
- いま公開されている「サターン・ボウリング」の宣伝で”フレンチノワールの作家”と称されてることや同作の予告からかなりヘヴィな作風を想像していたが、こちらは思った以上に市井の人々の日常を主軸に置い…
>>続きを読むあの絵画のポスター見覚えあるのに思い出せない!
ボルドーのある屋敷に一人で暮らすアルマと、郊外に住む若い母親ミナは、同じ刑務所に留置されている夫の不在を中心に生活を組み立てていた。夫たちの面会に訪…
話題のパトリシアマジィ監督作品。
同じ刑務所に夫が収監されていたことから待合室で出会った階級の違う2人の女性の友情…とは行かない、世の不条理…
刑務所から遠く離れた自宅から面会に通うためやってきたミ…
ユペールかわいそ...。
だけど、刑務所の面会日を間違えて周りの迷惑考えず何とかしてと受付を困らせ、しまいには気分が悪いと倒れ込み救急車呼んでと駄々をこねるような女を、迎え入れ信頼するべきではなか…
世代も階層も違う女性同士がある共通点から知り合う物語で…真の友情を築けそうで、結局は美談にはならないところに逆に激しく心を乱された。
ラストはふたりの女性それぞれが進もうとする姿をとても対照的に描い…
《第6回映画批評月間》⑤
【パトリシア・マズィ監督特集】③
*上映終了後、パトリシア・マズィ監督のマスタークラスあり
友情なんてそんなモン...
愛情なんてそんなモン...🙄笑
"嘘つきは泥棒の…
©DR