まあまあ面白い。ブルジョア階級と労働者階級のシスターフッドが長く持つわけもなく、悪意なき嫌味が積もり結局友情は崩壊してしまうわけだが、ラストシーンが何とも爽快である。イザベル・ユペールは、相変わらず…
>>続きを読む立場を同じくする女同士の温かな横のつながり、と言うわけにもいかず徐々に露呈し開き続けていく縦の格差。ユペがユペらしい役をやっているのは非常に良いのだが、必要以上に面白くなる事は無くボルドーと言う土地…
>>続きを読む面会の予約からプルジョワ階層が階層が違う人を招きいれる展開はどこか「素晴らしき放浪者」を思い出すのだけれど、とてもかっこいい映画でした。
そうした古典との対比構造を内包している作品なのかなとも感じ…
恩を仇で返すとはまさにこのことで、ミナみたいな女厄介すぎるが、アルマもアルマで癖あり金持ちお婆さん。
アルマ側からのナチュラル差別かわいそうだけどまあミナも最初っから地雷女っぷりがすごかったしなぁ
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半ばボケをかましたハイソマダムぶりを見せるイザベル・ユペール。大病院の洗濯室で黙々と働くアフシア・エルジ。この二人が刑務所で夫に面会するという一点を共有しつつも、心底交流することがないことは最初から…
>>続きを読む致し方なく恩を仇で返すお話。ユペール様はブルジョワで、判事とかに顔も効きそうだから、相談とかできないのかと思うけれど、貧困の最中にいる者にはその発想も浮かばないだろう。
冒頭がクライマックスに再度登…
収監されている夫に面会するために刑務所を訪れた、年齢も立場も異なる二人の女性の奇妙な友情関係を描いた、パトリシア・マズィ監督のドラマ映画。
先ほど鑑賞したシャンタル・アケルマン監督の『囚われの女』…
ユペさん全然変わらなくてびっくりした。これで70過ぎなのが信じられん。流石女優。
果たしてこの恩は、純粋なものなのか、はたまた夫の不倫と逮捕で傷ついたプライドの埋め合わせとしてのものでしかないのか…
©DR