圧巻のハンナ・シグラ。鏡越しの会話、交差しない視線、本のページを捲るように進むその人生の末路。最後の静かな叫び。結婚する事が幸せと成功の道とされているこの世界の、まさにあの当時の時代で、自分らしく好…
>>続きを読む冒頭の母の前を優雅にブランコをこぐ主人公のシーンからカメラの手前と奥に誰を配置するかの演出。無邪気なシーンでは前に、社交場や規律が伴うシーンでは奥に主人公は配置される。鏡には人物達の虚像や過去が写し…
>>続きを読む結婚の失敗は
親の躾のせいなのか
そんなわけはないと思うんだが。
ファスビンダー傑作選から2本目。
独白がやたら多い。
ゴダールぽいなぁ
と思いながら見てた。
子供との再会の後
めちゃくちゃ…
19世紀を舞台に男性社会の抑圧に苦しむ女性の物語を描く。原作小説からの映画化ということもあって、作品は言葉に溢れ、ハンナ・シグラのナレーションによって緻密に心理描写が語られる。しかし、字幕を読むだけ…
>>続きを読む今回のファスビンダー特集の作品群のなかでは、ハマりづらい作品ではあったのだけど、ひるがえして夫(やその周囲に向けた)恨みつらみを叫ぶかのように勢いをもって語る場面とラストショットーーというのがただし…
>>続きを読む社会に負けてしまう女性の物語。結局自業自得なんだと敗北していく様がしんどかった。諦めの物語も良いものだとまだ思えない自分はまだまだ未熟だなと思ってしまう(救われて欲しいと思ってしまうけど、それだと社…
>>続きを読むエフィーの話なのにナレーションは男性の声。エフィーの人生が左右されるようなシーン(例えば、エフィーの結婚はエフィーが家の階段から降りたらもう殆ど決まっていたし、エフィーの愛人と夫の決闘、それから家…
>>続きを読む©Rainer Werner Fassbinder Foundation