規則と苦悩
足立正生監督、中村映里子さんのアフタートーク付きにて鑑賞。
誰かに再会することなく、天涯孤独に逃走を続けた桐島聡を足立正生は物語る。
誰にも知られてはいけない彼は名前を変え、最後まで…
(「桐島です」と「逃走」セットで感想)
昨年ニュース界隈を賑わした指名手配犯の告白とその死。今年になってベテラン監督たちが彼・桐島聡をモチーフにした作品を前後して発表するほど、その謎の多い人生やそ…
同じ人物が題材の『「桐島です」』より、こっちが先に出ている。
比較したいが、劇場公開が終わっていて無念。DVD化を待つほかない。
あと同じく反⽇武装戦線が題材で、なぜか韓国の監督が撮ってる『狼をさ…
レボリューション1よりは好き。
それと今回は意外としっかりした映画になっていた。1番感動したのは東アジア半日武装戦線の時代と現代を完全に地続きに感じれた事。
どっかで歴史の一部になってしまっているけ…
死人に口なし
映画の主役やその他の登場人物に作り手が自分自身を仮託して描くというのはよくある事なんだが、一年ばかり前に死んだ人物の知られざるというか本人以外誰も知らない空白期間を以て監督の自己憐憫…
エロスもタナトスもない極私的な日常の延長で観たんで笑ったり泣いたした。引きで理解するなら霧島聡の神格化の映画で近寄ればひたすら一個人の内面の葛藤だった。呼応するように引きの画は固定で寄りは手振れてい…
>>続きを読むフレーミングがチープであまり好きじゃない。
例えば、病室の看護師とか医師とか、モブキャラの顔をわざわざフレームに収めるのが気に入らない。
別に横たわる桐島の顔を正面フィックスで撮って、看護師や医師の…
当時の爆破事件のことなどはよく知らないけど、長年逃走してた「桐島聡」が名乗り出たこと、どのように過ごしていたのなどニュースで流れていたので、興味を持ってみてました。
映画の中での観た逃亡生活は、本人…
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