助けてくれる人がいても、それが純粋な善意なのか、何か裏があるのか分からない。
疑うことに疲れても、信じることの方が怖い。
そんな主人公の葛藤が痛いほど伝わってきた。
冤罪はフィクションの中だけでな…
記録用
物語の展開はベタといえばベタ。終わり方も「無罪でした、よかったね」で一応はスッキリしているけれど、冤罪で奪われた時間や精神的苦痛、そして周囲からの疑いの目が完全に消えるわけではない。犯人が…
今自分が置かれている状況がいかに幸せか
冤罪がどれほど罪深いのか
どれだけの時間を奪うのか
どれほど人生を狂わすのか
袴田事件を思い出すね
警察のずさんな取り調べの全て
今の日本に求めることは…
面白かった!
ストーリーだけ振り返れば、そこまでひねりがあるわけではなく、構造自体はわりとベタ。
それでも見応えがあったのは、演出や演技が良質だったからこそなんだろうと思う。
横浜流星の「七変化」…
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