客観的なロングショットで描く、無感情に乾いた殺人現場。躊躇なく撃ち込む銃弾と遠目に光る発射炎。神経を尖らせる役所広司と脱力演技の萩原聖人の背筋が凍るバチバチの演技対決。洗脳の闇、神経と心を削りながら…
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2回目の鑑賞。シンプルに撮り方と音響が好きだ。
ストーリー自体は一度見てしまえば特にトンチキな話でもない。
周囲の人間が間宮にあれよあれよと侵食されていくことには変わりないのだが、そもそもはじめか…
一周目はながら見でなんかよくわからなかったので二周目
目まぐるしくなる終盤に入るまではなんとかついていけたが…
ん?なんだったんだ今のは、ん?どこ?なに?
もっかい見ないと…見ないと…?あれ?なん…
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間宮が高部、高部周辺を丸ごと飲み込んでしまうような怖さがずっと漂っていた。皆気づくと血の気が引いてしまっている。
飄々とどんな相手でも同じような反応でしか答えなくて不気味。明らかに催眠にかかったって…
始まりの違和感ある音楽といい、間宮の家に行った後のフラッシュバックのようにシーンが入れ替わるところ、不安を掻き立てられて怖かった。『蛇の道』もそうだったが、音とかカメラワークで気持ち悪くさせるのに長…
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