希望もへったくれも笑いもない
すべてが内に向いててなんの広がりもない映画。だから何をしてもなんのサスペンスにもならない。この時代がつまらないならどうにかして面白くしよや
人物造形に関しては想像力…
「全く問題ありません!」と連呼していたあの方が官房長官として「令和」を発表する声がラジオから流れるシーンが何度か出てきます。
ごみ処理工場で無為に働く男三人。妻の実家で親子三人楽しく暮らすという妄…
やりたい事はわかるし、画作りもタルコフスキーで大好きなんだけど、設定も展開も全く想像を超えず、それどころか心情もあえて描かなかったらしく、それが何も伝えないと言う結果になった気がする。
内面を描かな…
カゴの中のインコ、ピントはカゴへ
インコストロング、フルーツ
定食屋の床に金魚→滴り落ちる水→洗面所の蛇口から流れる水 音のつなぎ
処理場へ向かうトラックの蛇行、画面左から右へ流れる砂ぼこり
行き先…
俺は幸せだ 幸せってのはこの実感だ
時間軸も交差し、何が現実なのか分からなくなりましたが、人間の記憶もそんなものですよね。息苦しさがずっと続き、寝てる余裕もなかったです。
誕生日お祝いしてもらえ…
この作品の平成令和の切り替わりにおける時代認識と私の持つ認識は全然ちがっていて、自分としては平成までと明らかに異なる(トランプ、大型台風、コロナなどの)劇的な出来事の日常化が最初にあって、繰り返され…
>>続きを読む端的に凄い映画だ。作中2度響く改元を告げるあの愚かなる為政者の声。ファーストショットは焼却炉を映して終わるが、その灼熱からイメージする「地獄」とは真逆の低体温で虚無な現代社会の「地獄」がここにはあっ…
>>続きを読む©2024「朝の火」